歯周病は「治療する病気」から「管理する病気」へ
―― 歯科医院に通う理由は、すでに変わっています


 

池袋東口の大野歯科クリニックは、1989年の開院以来、37年以上にわたり、地域の皆さまのお口の健康を見守ってきました。

近年、歯科医療の現場では大きな変化が起きています。
それは、歯科医院に通う理由そのものが変わってきているということです。

 

 

歯科医院に通う理由は

「治療 3割」・「予防・メンテナンス 7割」の時代へ

少し前まで、歯科医院は「歯が痛くなったら行く場所」
「むし歯や歯周病を治す場所」というイメージが一般的でした。

しかし現在では、
歯科医院への通院理由の多くが「治療」ではなく、「予防・メンテナンス」に移行しています。

実際、国内外の歯科医療の動向を見ても、
歯科受診の主目的は「予防・継続管理」が約7割、「治療」が約3
という構造になりつつあります。

これは、

  • 歯を「失ってから治す」医療から
  • 歯を「失わないように守る」医療へ

歯科医療の役割そのものが変わってきたことを意味しています。

 

 

令和6年最新データが示す、日本人の口腔の現状

厚生労働省が公表した令和6年 歯科疾患実態調査(2024年実施)では、
日本人の歯の状態について、次のような傾向が示されています。

  • 80歳で20本以上の歯を保つ人(8020達成者)は6割を超え、過去最高水準
  • 多くの年齢層で歯の本数は維持・改善傾向
  • 一方で、歯周ポケット4mm以上(中等度以上の歯周病リスク)を有する人は、中高年以降で半数以上

つまり、日本人は
「歯は残るようになった」けれど、「歯周病を抱えたまま残っている歯」が増えている
という状況にあります。

 

 

歯周病は「感染症」であり、「生活習慣病」でもある

歯周病は、歯周病菌による細菌感染から始まる病気です。
しかしそれだけではありません。

世界保健機関(WHO)をはじめとする国際的な医療機関では、
歯周病を含む口腔疾患を、以下のように位置づけています。

  • 喫煙
  • 食生活
  • 口腔清掃習慣
  • 糖尿病などの全身疾患

といった生活習慣病と共通のリスク因子を持つ「慢性疾患」。

つまり歯周病は、
「感染症」と「生活習慣病」の両方の性質を持つ病気なのです。

そのため、治療して終わり痛みがなくなったら終了ではなく、
継続的な管理(メンテナンス)が不可欠になります。

 

 

なぜ今、「メンテナンス」が重視されているのか

歯周病は、初期から中等度の段階ではほとんど痛みが出ません。

  • 歯ぐきからの出血
  • 口臭
  • 歯ぐきの違和感

こうしたサインが出る頃には、すでに歯周病が進行しているケースも少なくありません。

だからこそ、症状が出る前に管理すること
悪くならない状態を維持することが、現在の歯科医療の中心になっています。

 

 

治療が終わった“その先”へ

ぜひ、あなたも大野歯科クリニックでメンテナンスを。

歯科医院は、「歯が悪くなった人ばかりが通院するところ」ではありません。今は、歯を予防する人もたくさいい来院する通場所になっています。

大野歯科クリニックでは、

  • 定期的な歯周ポケットのチェック
  • 専門的なクリーニング・歯周病の進行管理
  • 一人ひとりに合わせたメンテナンス計画

を通じて、生涯、自分の歯で噛み続けるためのサポートを行っています。
治療のために通う歯科医院から、健康を維持するために通う歯科医院へ。

ぜひ、あなたも
池袋東口・大野歯科クリニックで、メンテナンスを始めてみませんか。

>>歯周病治療ページ

 

 

根拠となるエビデンス・参考資料

  • 厚生労働省
    「令和6年 歯科疾患実態調査」
    日本人の歯の本数、歯周病リスク、歯科受診行動に関する最新統計

  • World Health Organization(WHO
    Oral Health Fact Sheet
    歯周病を含む口腔疾患は、生活習慣病(非感染性疾患)と共通のリスク因子を持つ慢性疾患として位置づけられている

  • FDI World Dental Federation
    Global Oral Health Policy
    ─ 歯科医療は「治療中心」から「予防・継続管理中心」へ移行していると明記
  • 国内外の予防歯科・歯科医療経済に関する報告
    歯科通院理由の多くが予防・メンテナンス目的へ移行している現状

歯周病と全身の健康、そして東北大学の最新研究


こんにちは。池袋東口大野歯科医院です。

当院は、歯の治療を通して、患者様にご自身の健康な未来を描いていただくことを大切にしています。口腔内を整えることは患者様の生活を整えることにつながっていくと確信しております。

今回は、東北大学大学院歯学研究科が発表した最新の学術論文をご紹介しながら、歯周病治療が全身の健康、特に糖尿病に与える影響についてお伝えします。

歯周病治療が、糖尿病患者の透析リスクを減らす

2025年1月、東北大学大学院の研究チームは、40~74歳の糖尿病患者約10万人の保険診療データを解析し、歯周病治療の有無が人工透析への移行リスクに与える影響を発表しました 。

  • 年1回以上の歯周病治療を受けた場合、透析リスクが32%減少 。
  • 年2回以上(半年に1回)の治療を受けた場合、透析リスクが44%減少 。

この研究は、歯科治療が全身の健康、特に糖尿病の合併症予防に効果があることを明確に示しています 。

>>東北大学の関連リリースはこちらからご覧いただけます

池袋東口大野歯科医院は、患者さん一人ひとりに合わせた歯周病治療を提供します

歯周病は、単なる“歯ぐきの病気”ではありません 。糖尿病、心血管疾患、認知症などとも深く関係する全身疾患の一部であると考えられています 。

池袋東口大野歯科医院では、患者さん一人ひとりの症状や状況に合わせたきめ細やかな歯周病治療を行っています。複数の歯科衛生士が在籍し、患者様の口腔ケアをサポートします。

糖尿病と歯周病の「双方向」な関係

高血糖は歯周病を悪化させ、歯ぐきの炎症を長引かせます 。一方で、歯周病による慢性炎症は血糖コントロールを妨げ、糖尿病を悪化させることが知られています 。

このような「負のループ」を断ち切るためには、医科と歯科が連携し、歯ぐきの健康から体全体を守る視点が重要になります 。

糖尿病のある方こそ、歯周病治療を

東北大学の研究では、糖尿病患者の約半数が歯周病治療を受けていないという現状も指摘されています 。

池袋東口大野歯科医院では、定期的な歯科検診と専門的ケアを通じて、口腔内の炎症を抑え、全身の健康リスクを下げるお手伝いをしています。

当院では、患者さんお一人おひとりの環境や経済状況に合わせた治療計画をご提案し、柔軟に対応することに力を入れています 。歯周病治療はもちろんのこと、根管治療から入れ歯まで、オールラウンドに対応できることが強みです 。

最後に

池袋東口大野歯科医院は、「歯ぐきの健康を守ることが、体を守ることにつながる」と考えています 。

歯周病治療は、むし歯治療とは異なり、定期的なケアと専門的アプローチが不可欠です 。ご自身の健康を守るためにも、ぜひ一度ご相談ください 。

当院の詳細は、池袋東口大野歯科医院ウェブサイトをご覧ください 。

院長 大野より

「今回の東北大学の研究結果は、改めて歯周病治療の重要性を示しています。口腔内の健康は、全身の健康に直結するという私たちの信念を裏付けるものです。患者様には、ご自身の健康な未来を共に築いていくためにも、積極的に歯周病治療に取り組んでいただきたいと思います。私たち歯科医師、歯科衛生士一同、皆様の健康を全力でサポートいたします。」

歯が20本以上・歯周病が軽度以下の方は、医療費が安くなる?


歯が20本以上・歯周病が軽度以下の方は、医療費が安くなる?

歯が20本以上・歯周病が軽度以下の方は、医療費が安くなる?皆様、こんにちは!池袋東口大野歯科医院です。 池袋で開業して30余年、地域の皆様のお口の健康をサポートしてまいりました。当院には複数の歯科衛生士が在籍し、予防歯科に特に力を入れています。今回は、お口の健康が全身の健康、ひいては医療費にまで影響するという興味深い調査結果についてご紹介します。


 

歯の健康が保たれている人ほど、医療費が少ないという事実!

香川県が令和511月に発表した「健康と医療に関する実態調査」で、驚くべき結果が報告されました。「歯の健康が保たれている人ほど、医療費が少ない」という、エビデンスに基づいた内容です。

この調査によると、以下の条件を満たす方は、医科の医療費が統計的に有意に低いことが分かりました。 

  • 歯が20本以上ある
  • 歯周病が軽度以下
  • 定期的に歯科検診を受けている

さらに注目すべきは、医科診療費・調剤費・歯科診療費すべてを合計した「総医療費」でも、歯科的に良好な人の方が明らかに安かったという点です。これは、お口の健康が全身の健康状態に直結していることを示唆しています。

 

虚血性心疾患・糖尿病の治療費も下がる可能性

特に、歯が20本以上あり、歯周病が軽度以下という条件を満たす方は、虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞)や糖尿病の診療費も統計的に有意に低いという結果が示されました。歯周病がこれらの生活習慣病と深く関係していることは、近年多くの研究で明らかになっています。お口の中の健康を守ることが、巡り巡って全身の病気のリスクを減らすことにつながるのです。

 

口の中を守ることが、体全体を守ることに

私たち池袋東口大野歯科医院が定期的な検診と予防をおすすめする理由は、単にむし歯や歯周病を防ぐだけではありません。お口の健康を維持することは、

  • 病気のリスクを減らし
  • 将来の医療費を抑え
  • 健康寿命をのばす

ことにつながる、まさに“医療”の土台となるものです。

 

当院の取り組み

池袋東口大野歯科医院では、患者さんの歯の健康を守り、ひいては全身の健康を守るために、以下の取り組みを行っています。

  • 歯周病リスク評価: 患者様一人ひとりの歯周病リスクを詳細に評価し、最適な予防・治療プランをご提案します。
  • 定期的なメインテナンス: 経験豊富な複数の歯科衛生士が、専門的なクリーニングや口腔ケアのアドバイスを行います。
  • 生活習慣のアドバイス: お口の健康に影響する食生活や生活習慣について、きめ細やかなアドバイスを差し上げます。

「自分の歯で食べて、生きる」――その当たり前をこれからも守っていくために、ぜひ定期検診をご利用ください。30年余りの実績と信用を持つ当院が、皆様のお口と全身の健康をサポートします。

 

【大野歯科医院からのワンポイントアドバイス】

お口の健康を維持するには、「日々のセルフケア」と「プロのチェック」の両輪が欠かせません。特に40代以降は、見た目に大きなトラブルがなくても歯周病が進行していることがあります。健康診断で「異常なし」と言われても、歯科での定期メインテナンスは全くの別物です。健康なうちからの予防こそ、将来の自分への最高の投資だと考えてみてくださいね。

 > 口腔ケアでアンチエイジング

参考: