
「マウスピース」をご存知ですか?
聞いた事はあってもどのように使用するかご存知ない方も多いかも知れませんね。
マウスピースとは歯ぎしりや食いしばりによる負荷を軽減するアイテムです。
では、歯ぎしりや食いしばりは体にどのような影響をおよぼすのでしょうか?
実はこれらの行為は顎に必要以上の負担をかけており
顎関節症やTCH(歯接触癖)の一因になっています。
また、歯ぎしりは「ギリギリ」と音を出すこともあるので、
知らないうちに周囲に迷惑をかけてしまっているかもしれません。
ただし、一概に悪い習慣ではなくストレスブレーカー(緊張緩和)としての役割があり、
睡眠中の歯ぎしりは血圧の上昇を防ぐこともわかっています。
普段から顎の痛みや疲れ、口が開かないと感じる方は
歯ぎしりや食いしばりが習慣化していないか少し意識してみてください。
もし、していたら歯と歯が接触しないように力を抜きましょう。
それだけでもこれらの症状は緩和されます。
しかし睡眠中は無意識なのでご自身でコントロールができません。
そこでマウスピースの出番です!
今までのマウスピースは固めのハードタイプか柔らかいソフトタイプのどちらかでしたが、
当院では3年間の臨床実績から歯にあたる部分はソフト、
噛み合わせる部分は丈夫なハード素材を使った
ハイブリッドマウスピースを提供できるようになりました。
歯にも優しく適度な顎の運動も妨げない理想的なマウスピースといえます。